専用線と廃線跡と…

16日にちょっと広島県の福山市まで足を延ばしてきました

東福山からJEFスチールの工場へと延びる専用線が見える場所へ
不定期でやってくるレール運搬のスイッチャー「DD40」を見たかったんです

いやー良いですねぇ、このいかにもな見た目がたまりません
運用は完全に不定期なので博打でしたがラッキーなことに1発目でゲット出来ました

空のチキを牽引してまた工場へと戻っていくところをトンネルの上から

満足して東福山の駅まで戻ったらなんとニーナことEF66 27が!
最後の現役ゼロロク、運用中の姿は初めて見ましたね
この後、パンタ下ろして一旦休みに入ったので外から撮りまくっておきました

東福山を後にして訪れたのは福塩線の「河佐駅」

そこから河佐峡パークゴルフ場の駐車場に車を止めて歩いていきます

やって来ました、福塩線の新線と旧線の分岐点
右側のトンネルは全長6kmというJR線でも屈指の長さを誇る八田原トンネル
今回のメインの目的はここ、福塩線の廃線区間です

現在は一部がパークゴルフ場へ向かう遊歩道として整備されています

足元には廃線区間から再利用した枕木が敷き詰められてますね

当時品ではありませんが駅名標を模したモニュメントも

しばらく歩くと高架橋区間に出ます、国道と並走していたんですね

パークゴルフ場を横目に歩き続けていると終点が見えました

河佐側から訪れることの出来る福塩線旧線の終着点です
このトンネルから先へ進むことは出来ません

民営化後間もなく福塩線は八田原ダムの建設に伴い一部路線が架け替えられて旧線は廃止
途中には「八田原駅」が存在したのですが、1997年に完成したダムの底へと消えました

帰りは国道の方を歩いてみました、しっかりした作りの高架橋だったんですね

新線区間も現在は西日本豪雨の影響で府中~上下の間が不通となっています
12月13日に全線復旧予定なので元に戻ったらまた乗りに行きましょうかね、本数少ないけど

ダムの底に消えた部分は水が引けば見れるらしいのですが…正直よく分かりません
とりあえずそれっぽい部分を撮っておきましたが違う可能性大ですね

備後三川の近くにある小谷トンネルの遺構は草が生い茂ってて接近は諦めました
対岸からズームで撮影して撤収

再び新線へ、八田原トンネルの備後三川側です
旧線はトンネルの右側のあたりへ延びていたそうで

備後三川駅でゴール

途中で福塩線の列車を撮影して今回は終わりです
廃線跡は何ヶ所か行きましたが今回の福塩線の旧線は手こずりました…
なんせ大部分がダムの底に消えてるもんですから
地形ごとゴッソリ変わってしまった場所で遺構を探すのは難しいです
あ、行くの忘れてましたが八田原駅の駅名標(当時品)は民俗資料館に保存されています
次に訪れるときはそこにも行っておかないとね
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